今日の読書 あぁ、監督
- 作者: 野村克也
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/02/10
- メディア: 新書
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先日たまたま読んだBTのインタビューを読んで、やっぱりノムさんの著書は一冊は読んでおきたいと思って買った一冊。
そういえば、タクローさんのブログでも出ていました。
戦力の無さは知恵でカバーしなければならないというのは、たいへんよくわかります。
一昔前に比べれば、応援するカープもそれができてきつつあるような気がします。
これはマーティの変化に寄るところもあり、選手たちの意識の持ち様の変化に寄るところもあり。
ノムさんは外国人の監督は認めない的なことも書いていますが、お好み焼きが大好きで、日本人の嫁さんをもらったマーティはどうだろう?
まあ、そういうことではないことはわかっていますが。
かつて、マネーボールを読んだときのような衝撃はありませんでしたが、普通の人生にも活かしうる、良書だったと思います。
最後に、いくつかのフレーズを備忘録を兼ねて書いておこうと思います。
P30 「組織はリーダーの力量以上には伸びない」
P119 本当のプロの戦いは技術的能力の限界の先にあるのだ。
P149 監督は言葉を持つことがきわめて大切だ。ほとんどの選手は天才ではない。感覚だけでは理解できない。とすれば、言葉で伝えなければならないからである。