広島対阪神5回戦

投手陣崩壊。スコアボードも崩壊。まあ、別に19点くれてやっても良かったような流れでしたが。

阪神 12 - 1 広島

こんなひどい展開でしたが収穫はいくつかあった。
3番手キャッチャー上村のタイムリーだ。追い込まれてからフルカウントにしてタイムリー。点差があったとはいえ、内容のあるヒットだった。
キャッチングも無難にこなしていて、リードもノーコンの一人以外はそれほど悪くなかったのではないかと思う。
少なくとも、石原・倉の片方が離脱したくらいでは、まだカープの捕手は安泰そうです。
東出が好調をキープ。タクローさんに久しぶりのヒットが出たことも大きい。

さて、悪い方の収穫。
露骨に精神面の切り替えの悪さを見せてくれた長谷川はいつものこととして、敗戦処理すらこなせないドーマンはさすがに一軍に残すべきではないと思う。
青木高も打たれはしたが、ストライクはきっちり取れており、3イニング消化するという最低限の仕事はしてくれた。
が、ドーマンは点差が離れた楽な場面で、1アウトも取れず降板。しかもヒットを打たれたのではなく、四球で自滅。
粘られたわけでもなく、ストライクが取れない。これでは続投など望むべくも無い。
そのせいで、温存予定だったはずの梅津、シュルツが投げなければならなかった。本来勝ちパターンの投手である彼らをこんな試合展開で投げさせることは、長いシーズンを考えると回避したいところである。
そう考えると、今回のドーマンの背信はただの一敗をただの一敗にしない可能性がある。
新外国人野手獲得の話もあるし、下ではコズロースキーが悪くない投球をして出番を待っている。
比較的挽回のチャンスを与えるマーティも今回ばかりは見切りをつけるのではないかと思う。