GMへの道その4

動機付けについて。
モノセッションにおける成功のための要素は、GMからプレイヤーに提供される動機付けではないだろうか。
プレイヤーがその動機付けに興味を示し、物語を動かしてくれればいい動機付けだし、それが弱ければ、迷走しかねない。

GMの技量に不安がある(自分の力量ですから)場合、この「つかみ」が重要となる。
と、言うは易し。行うは難し。
そういう意味では、動機を提示するのは、依頼型の方が安定しそうだ。

例えば、
「○○という問題があって、解決には××というアイテムが必要です。しかし、そのアイテムは迷宮の奥深くにしか存在しないのです。私たちの力になってもらえないでしょうか」
みたいな導入なら、冒険者であるPCはどんな反応をするだろうか。
PC1っぽい情に熱いロールプレイなら、「よーし、任せとけ」みたいな感じになるだろうし、PC4っぽい若干斜に構えたようなロールプレイなら、「なかなか危険な依頼のようですが、相応の報酬は出るのでしょうね」みたいに、進むかもしれない。

こうして書いてみると、無茶をしない限りは無難な導入になるのかもしれない。

リアクションは予想しきることは難しいし、それよりも、NPCの性格付けとかそっちの方が、アドリブ的な面ではいいのかもしれない。
と思ったところで、今日はこのくらいにしておこう。