オープン戦 阪神-広島戦 in 香川県営球場

という訳で、行ってきましたオープン戦。
待ちに待った初カープです。いやはや、わくわくでそわそわでした。

スコアは2-9で勝利。
http://www.tbs.co.jp/baseball/game/20090320TC01d.htm(エキサイトベースボール)
大竹が低めにボールを集める好投、中継ぎ陣がそれぞれ持ち味を出し、打線も小刻みに点を取る完勝と言っていいものでした。
すばらしい!

どの打者も、追い込まれてからきっちりカットしたりして、2-2、2-3まで粘っていました。凡打であっても、内容のある攻撃が多かったです。

4番シーボルにはざわめきが起こりましたが、まさか裏であんなことになっているとは……。

以下個別戦評。

赤松:ねばねばしてました。1番打者という役割は12分にこなしていました。
東出:珍しくエラー。それでも、いつもの東出さんで安心してみていられました。
天谷:結果を出した打席の内容は追い込まれている場面からで非常に内容のあるものでした。3番、ありかもしれません。
シーボル:1,2打席目は経過、内容ともに完璧。誘い球には見向きもせず、きっちり甘くきたところを仕留める。ゲッツーは増えるかもしれませんが、先生には引っ張りの打席重視で打たせた方がいい結果を出すかもしれません。
:復調の兆しあり? ホームランの打席は、上手く体が回るいい打ち方でした。気が楽になったのか、次打席はきっちり選んで四球。この打席なら、それなりに調子を上げられるのでは。
:バッティング内容はそんなに良くなかったかも。ホームランはらしいバッティング。
石井:ベテラン健在。バッティングの美味さをまざまざと見れました。
喜田剛:調子は悪くなさそう。もう少し見たかったです。
:地味にねばねば。珍しい盗塁を見てしまいました。
廣瀬:れぎゅーラーは譲らぬと意地のヒット。外野争いは混沌としています。レフトで使っているのはなぜでしょうか。

大竹:今日はほぼ完璧。失投は坂に三塁打を打たれた一球くらいで調整は良くできているのでは。
ドーマン:急速が上がってきた印象。もう少し様子を見たい。
シュルツ:調整ばっちりですね。時折投げてた落ちるボール(スプリット? チェンジアップ?)が結構武器として使えそうでした。
横山:故障明けなので心配していましたが、変わらぬ姿。今年も頼れる存在です。
永川:ストレート、フォークともいい感じ。スライダーっぽいボールで意表を突いたりと、昨年から一段階進んだピッチングをしてくれそうです。


完勝の結果のため、特に問題点が目に付いた選手はいませんでした。
競った試合でどうなるかはわかりませんが、作戦より層の厚くなったリリーフ陣は盤石、打線は簡単にはアウトにならない姿勢が良く出ていたと思います。明らかな誘い球にはほとんど手を出さなかったのが印象的でした。
よほどはっきりしていたのか、きっちり見えていたのか。どちらにしろ悪くはないですね。